18. エル・ヒエロ空港 – スペイン、テネリフェ島

建設年:1972年
リスク要因:航空管制システム

2010年、エル・ヒエロ空港は、そのシステムのおかげで「スペインで最も危険な空港」という称号を得ました。この年、他のヨーロッパ諸国が拒否した自動航空管制システムが導入されたばかりでした。これは、管制官の手を借りずに飛行機を発着させるシステムのことです。

しかしこの新システムは大きな反響を呼びました。気象条件によって操縦が難しく、パイロットは管制塔の助けを借りなければならないためです。このため、パイロットと乗客の双方が危険にさらされることになるのです。

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