高校時代の恋人というのはよく耳にしますが、保育園時代の恋人はどうでしょうか?マット・グロッドスキとローラ・シェルは、まさにそれに当てはまります。二人はわずか3歳の時、保育園で出会い、素晴らしい絆を築きました。彼らは意気投合し、マットはクラスみんなの前で、ローラへの愛を宣言していました。しかし、成長するにつれ、お互いに違う学校へ通うようになり、二人の距離が原因で、すぐに友情が途絶えてしまいました。彼らの道がいつか重なり合う時がなければ、それで最後なのです…
マットとローラは保育園で出会った
マット・グロッドスキとローラ・シェルの物語は、約25年前に始まりました。二人は、わずか3歳の時にアリゾナ州フェニックスにある保育園で出会いました。すぐに彼らは親友になりました。マットがプレイグランドにいるローラに最初に気づき、彼女の友達になりたいと思い、彼女を追いかけはじめました。すぐに、ローラはマットを受け入れ、彼らは切っても切れない仲になりました。
彼らの両親は、二人の友情は可愛らしいと思っていましたが、それ以上の事は考えてはいませんでした。結局は、幼い子供だったからでしょう。親友の二人は、プレイグランドでかくれんぼをやったり、お昼寝の時間にいたずらで起きている事まで、すべてを一緒にやりました。
小さな恋人達
彼らが4歳になる頃までには、マットとローラは親友だとみんなが知っていました。このカップルが週末も一緒にいたので、みんながそう思うのは自然な事でした。彼らの友情は、間違いなく特別でした。マットが言うには、みんなは私達を小さな恋人達だと思っていました。
ある日、マットは、クラスみんなの前に立ち、ローラに「ちょっと待っていてくれ」と言いながら、いつかローラと結婚すると宣言しました。クラスメートは驚く事なく、彼を笑い飛ばしました。結局のところ、幼少時代の友達といまだに連絡を取り合っている人は、何人いるのでしょう?あまり知られていませんが、彼の予言はそれほど外れてはいませんでした。
マットとローラは幼稚園に通い始める
マットとローラは幼稚園に通い始めました。この二人は、保育園を卒業し、人生の新しいチャプターを始める準備ができていました。
幼稚園に通い始める事は、幼少時代には大きなステップとなりますが、マットとローラにとっては、もっとほろ苦いものでした。保育園の友達は、同じクラスになれるのか確かではなく、一日中一緒に遊んでいた日々は終わるのではないかと気付き始めました。
親友は別々の小学校へ行ってしまった
マットとローラは、同じ幼稚園に通えなかっただけでなく、同じ小学校にも入学できませんでした。もちろん、これは、彼らの両親が故意にした選択ではなく、住んでいる場所に影響するものでした。それでも、二人は、あまり一緒に遊べないのではないかと気付き、残念に思っていました。
彼らの両親は、この二人がお互いにどんなに特別な存在なのか理解しているようすではなく、単に、週末も一緒に遊びたい子供同士なのだと思っている程度でした。
彼らはクリスマスカードを通してのみ連絡を取り合った
時が過ぎるにつれ、マットとローラは、お互いに会う機会が減っていました。過去には、毎日遊び、クリスマスカードの写真も一緒に撮った仲なのに、今となっては、昔の友達はクリスマスカードのみで連絡を取り合う仲となりました。
二人はお互いが居なくて寂しい思いをしていましたが、学校や宿題、家族、新しい友達で忙しくしていました。日常生活の瞬間をただ通り過ごしているようでした。
親友は高校1年生として新学期をスタートさせた
10年近く時が経ち、マットとローラは、別々の高校へ入学し、高校生活をスタートさせようとしていました。この時点で、古くからの友達は、お互いの事を考える事は稀になりました。結局、親友だった頃から10年もの月日が過ぎていたからです。
しかし、ある日、信じられない事が起きたのです。高校一年目の秋、ローラは友達の携帯を見ていた時に、馴染みのある名前が出てきたのに気付きました。マット・グロッドスキだ!
昔の思い出が一気によみがえってくる
ローラは、目の前にあるマットの名前を見て驚き、突然、甘い幼少時代の思い出が一気によみがえってきたのです!彼女は友達になぜマットの事を知っているのか聞いたところ、中学校の時にマットに会ったという事でした。突然、世界は本当に、本当に狭いなぁと感じました!
ローラは、友達にマットとの保育園時代のロマンスを話しました。彼女は、その事を考えすぎない方がいいと思いましたが、彼女の友達には他の考えがありました…
ローラの友達は、マッチメーカーをしようと決めた
ローラが友達にマットとの保育園時代のロマンスを教えたすぐ直後に、友達は突拍子もない考えを思いつきました。彼女は、マットとローラをくっつけようとしたかったのです!ローラの友達は、その事を考えて、とても相性が良いと気付きました。ローラの友達は、その考えを彼女に話しましたが、ローラは、初め、ためらいました。結局、彼女はマットの事をもう何も知らなかったからです。二人は、何年も話していませんでした。
状況が同じだとは思わなかったのです。しかし、ローラの控えめな態度にもかかわらず、ローラの友達は、この二人については良い予感がしていたのです。彼女は、先に進んでローラの携帯番号をマットに教えました。彼女は、マットからの返事を決して期待していませんでした。
マットはすぐにローラにメッセージを送った
マットは、ローラの携帯番号をもらってからすぐに、彼女にメッセージを送り、チャットをし始め、会う約束をしたのです。彼らは、デートの約束をし、一緒に映画を見る事にしました。
二人は、すぐに会い、すぐに月日が何も経っていないような感じになりました。マットは、それは一目惚れだとわかっていたと周りの人に言っていました。保育園の頃のように、古くからの友達は、すぐに打ち解けました!
意気投合した!
マットとローラは、保育園の頃に親友でしたが、ティーンエイジャーの彼らが意気投合した事は、知る由もありません。彼らの最初のデートは、問題なく上手くいき、すぐに彼らは、彼氏と彼女の関係になりました。彼らは別々の高校に通っていましたが、今では運転もでき、関係を保つのは簡単でした。彼らは切っても切れない関係で、高校のダンス会や他のイベントでは、いつも一緒でした。
しかし、大学が差し迫るにつれ、事態はまた変化しようとしていました。